種差地魚漁師偏
種差漁師の生業に出会う
豊かな漁場が広がる三陸沿岸の各漁村近郊には縄文時代の貝塚が点在するなど、古代から海に生活の糧を求めてきた地域の人々の歴史があります。大きな船を持たず、環境に負荷をかけない古式漁法により、ウニやアワビをはじめ、カレイ、ソイ、アイナメ、サバ、ヤリイカ、ヒラガニ、各種海藻など、季節ごとの豊かな海の幸を水揚げしながら、種差の漁場を守り繋いでいます。ツアーでは、こうした漁師のみなさんの普段の営みを見学したり、語り合ったりしながら、素朴で気さくな漁師の皆さんとの触れ合いに癒されてください。
船から揚がった魚を自分で選べる
夜明け前から漁に勤しむ種差漁港の漁師さんたち。沿岸漁では、季節、天候、潮の状況などによって水揚げされる魚の種類が違います。ツアーでは、船からあがった網にかかった魚を一つずつ丁寧にはずすお母さんたちから、魚やカニのつかみ方や調理などの話を聞いて、とれた魚介を実際につかむ体験ができます。また、その中から、その場で漁師鍋や刺身に調理するおすすめの魚介を聞いたうえで、自分の好みで選ぶこともできます。お持ち帰り用の購入にも対応しています。
漁師がその場でさばいた刺身を味わう
飛び跳ねる魚介を手際良くさばくのは熟練の技。種差の魚を知り尽くした漁師の奥さんたちは、今朝あがった魚介を目の前であっという間に刺身にしてくれます。包丁さばきはもちろん、刺身の透明感やハリ、食べごたえに大感動すること間違いなし。船着場のすぐそばにある船小屋で、漁師の仕事や魚の目利き、さばき方、調理の仕方、環境のことなどを、楽しく、気さくに話してくれる皆さんとの語らいの時間。おもてなしの心にあふれた漁師ご家族との貴重な体験はツアーの醍醐味のひとつです。
薪ストーブでつくる豪快で優しい漁師料理
毎日の漁で使う、網やかご、箱メガネなど、漁師の道具が所狭しと格納されている船小屋は、一般の方は立ち入れない場所。その真ん中で、暖をとったり、調理のコンロにもなるダルマ型の薪ストーブがツアーの皆さんを出迎えてくれます。刺身とは打って変わって、同じく船からあがったばかりのヒラガニの塩ゆでや数種類の魚介をふんだんに使った漁師鍋のお振舞いを。道具も使わずに濃厚な味わいのヒラガニを手で割って隅々までワイルドに味わうなど、飲食店やご家庭では味わえない漁師流の食体験をお楽しみください。
上記SANCHI LIFE TOURが含まれるツアー商品
漁師のおもてなしランチと八戸横丁・朝市満喫ツアー
ツアー内容
1日目/鮫銀座漁師の隠れ家はしご酒、民宿泊
2日目/種差漁港(漁師さんが漁から帰ってくるのを迎え、水揚げした魚を見学)、舘鼻岸壁朝市、みちのく潮風トレイルトレッキングもしくはサイクリング、漁師のもてなしランチ
ツアー詳細
- 日時
- 2023年4月1日〜12月下旬(漁港の行事の日を除く)
- 集合場所
- 種差海岸インフォメーションセンター
青森県八戸市鮫町棚久保14-167 TEL.0178-51-8500 - 集合時間
- 16:00
- 実施時間
- 1日目16:00~2日目12:30
- 解散場所
- 種差漁港
- 定員
- 10人(最少催行人員4人/最少受付人員1人)
- 旅行代金
- おとな33,000円(こども設定なし)
- 含まれる内容
- 鮫銀座漁師の隠れ家はしご酒ツアー(3件めぐり、各お店1杯1皿付)、宿泊(民宿1泊)、朝市ツアー(パンとコーヒー付)、サイクリング、漁師のもてなしランチ、集合時から解散時までの移動費、全てガイド付